2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

面白い本なのだが…

「『狂い』のすすめ」(ひろさちや、集英社新書) タイトルを見て衝動買い。作者もまあ嫌いな人ではないし。 共感できるところは多々あるが、解せんところもある。 一番気になったんが、「16 病気と仲良くする」という章。「病気が治ることを期待しない」…

この人も病気(胃潰瘍)

正岡子規を読んだので、お友達の夏目漱石も読みたくなった。とある方に触発されて(?)「硝子戸の中」を選択。時期的にもいいしね。で、書棚を探るが、ない。(実家やな)…私の実家には腐海が存在し、その中には百冊強の文庫本が埋もれている(はずである)…

脱帽

「墨汁一滴」(正岡子規、岩波文庫) 久しぶりに読み返したが、やっぱりスゴイと感心する。脊椎カリエスという大病を患いながらの執筆であるにもかかわらず、ほとんど暗い影を感じさせない。また、今読んでも古ぼけた感じがしないところもいい。私も病気(子…

納豆買う前に読め!

「『食べもの情報』ウソ・ホント」(高橋久仁子、講談社ブルーバックス)ダイエットするには多少なりとも栄養学の知識はいると思うんだけどね(-。-)ボソッ 納豆に群がる人は本なんか読まんか。今読み返している正岡子規の「墨汁一滴」より抜粋「ある人いふ…

なんじゃこりゃ

「他人を許せないサル」(正高信男、講談社ブルーバックス)去年途中まで読んで、アホらしいから放っておいたのだが、とりあえず最後まで読んでみた。う〜ん、これはかの有名な悪書「買ってはいけない」と同様、ツッコミドコロ満載である。内容はタイトルと…