2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

下ネタオヤジだがオレは好き

「美女と野球」(リリー・フランキー、河出文庫) リリー・フランキーといえば、「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」であろうが、この映画を観ていない私の中では「おでんくん」。もともと絵本であったのをNHK教育がアニメにした。NHKもなかな…

野球が好きであるがゆえ

「泳いで帰れ」(奥田英朗、光文社文庫) アテネオリンピックの観戦記。彼のスポーツモノは好きである(「野球の国」(http://d.hatena.ne.jp/TAD-O-TAD/20081206)も参照してね)。小説はまだ読んだことがない。精神科医のシリーズでも読んでみるか? さて…

咆哮

「新樹の言葉」(太宰治、新潮文庫) 家に古本があったのに、本屋で買ってしまった。迂闊。 未完の作品1編(火の鳥)を含む15編の作品が収録されている。正直言って作者が太宰でなかったら今まで残っていたかどうか…という作品もちらほら。 裏表紙から引用……

三国志

「柴錬三国志 英雄ここにあり 上・中・下」(柴田錬三郎、講談社文庫) 「レッドクリフ」の前編がテレビでやっていたので、つい三国志を読みたくなった。吉川英治の「三国志」は高校の時に読んだので手元に本がない。たまたま古本屋で買って置いてあった(1…

読書感想文

「限りなく透明に近いブルー」(村上龍、講談社文庫) mixiの日記にも書いたが、いつだったか「新装版」が出たというので本屋に見に行ったのだが、表紙からリリーの横顔が消えていた。あかんでしょ、それ。よく村上さんが許したもんだと思う。あとがきを引用…