初めて読んだ文庫本

TAD-O-TAD2006-09-28

以前ウェブサイトにも記した内容だがもう一度書かせて。
私が一番最初に読んだ文庫本は「悪魔が来りて笛を吹く」(横溝正史、角川文庫)である。小学6年生の時だ。どうしてこうなったのか。実はその頃なかよしグループ(男女7人ぐらい)があって、ある日この映画を観にいこうというコトになった。ウチは変なトコロで厳格で、「子供だけで行ってはいけません」と言われて私だけ行けなかったのだ。仕方ないので本でも読むか、と思って買ったのが、件の文庫本である。それがとても面白かったので、そこから「八つ墓村」、「犬神家の一族」、「獄門島」等、横溝作品を読破していった。今思うと変な小学生である。中学に入ると今度は文通仲間に薦められて星新一にハマった。その後は何でもアリである。そして今は濫読、積読に陥っている。やれやれ…

あと、表表紙のイラストは昔のモノのほうがいいなあ。