君が楽しいのは分かった

TAD-O-TAD2008-02-01

「『書』を書く愉しみ」(武田双雲光文社新書
私のお習字もサボリ癖がついてしまって、もう去年の9月からやってない。気が付けば2月である。調べたところによると、地元の公民館で木曜の18時半から書道教室をやっているらしい。入ろうかどうしようか考え中。

それはさておき、本書のこと。全6章から成っているが、「愉しみ」について書かれているのは、ほぼ第6章の「日本人の魂の表現アート」ぐらいか。ただ、唐突に「自由って何だろう」と始まって、独りで盛り上がっている感じが否めない。ド素人の私にはちょっとついていけない。まあ「書は言霊を凍結させる」という表現はなかなか気に入ったが。私ももう少し上手になったら、著者の言いたいことも分かるかもしれない。


著者のサイト(http://www.souun.net/)が紹介されていたので覗いて見た。ふ〜ん、いろんなところで活躍されとるのですね。マルチャンの「匠」のロゴを書いた人ですか。「パフォーマンス書道」というのは、どうかなあ。私の感覚からすると「やりすぎ」なんだけどね(福本党首の「びゃっと書け」は許す)。