ふふふふふ(意味なし)

TAD-O-TAD2008-01-30

「はじめまして数学【3】二階建ての数「分数」の世界」(吉田武、幻冬舎文庫
3巻目にしてようやく分数(有理数)が語られる。なんと虚数よりも後に。このあたりが、この著者の素晴らしいところだと思う。ちゃんと筋道が立っているのである。しかも分数の計算(当然、約分や通分が出てくる)への伏線として、「ユークリッドの互除法」を紹介している。「やられたー!」という感じである。まあ、独りで盛り上がっても仕方がないが。最後は無理数の存在を匂わせて終わっている。



あー、まだ「無限論の教室」を読み終わってないなー(-。-)ボソッ