こんな旅したい

TAD-O-TAD2008-01-29

「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(村上春樹新潮文庫
とあるブログで紹介されていたので、すぐ買ってすぐ読んだ。
ウィスキーをテーマとしたアイラ島スコットランド)とアイルランド旅行記。奥様の写真も併せて載せられていて豪華。
私自身、アイラはよく飲むが、アイリッシュは多分飲んだことがない(あっても忘れている)。だから前半はすごく入り込めたが、後半は想像でついていくしかなかった。まあ、飲んでからまた読めば済むことだ。阪神ファンであるせいか、「聖地」などと書かれると異常反応してしまい、死ぬまでに一度はここを訪れなければならないような気がしてくる。ただ、私が実際旅行するならば、アイルランドはカットして、ゴルフの聖地「セント・アンドリュース」に行くだろう。できればそこでプレーしてみたい。それでも時間があればハミルトン競馬場かな。「アイラ島、セント・アンドリュース、ハミルトン競馬場」。この3点セットはいつか実現させたいと思う。


文中、作者が「僕はだいたい半分はストレートで飲む。根がケチなのか、うまいものを水なんかで割るのはもったいないような気がして、どうしても半分はそのままで飲んでしまう。」と書いているが、私はもっとケチなのか、全部ストレートで飲んでしまう(笑)。香りを開かせるには水で割ったほうがよいらしいのだが※。それにしても村上さんは(どのバーにも独りで行ったように書いてるけど、実際は奥さんと一緒やったことを)隠してるけど、分かるわ。


あと44ページの球転がし遊びは「ペタンク」か?


※参考文献:「シングルモルトを愉しむ」(土屋守光文社新書、p247)ちなみにこの本も「ウィスキーの聖地、アイラ島」から始まる。