打倒あるある(無力)

TAD-O-TAD2008-12-05

擬似科学入門」(池内了岩波新書

ウチの居間のエアコンには「マイナスイオン発生機能」がある。使ったことはないが。何でそんなモノを買ったのかというと、当時(2000年)のエアコンは「マイナスイオンにあらざればエアコンにあらず」的な風潮だったからだ。だから、どんどん値切って一番安くなったやつにもついているのである。今のエアコンには(多分)ない。「マイナスイオンは体にいいのよ〜」とか言うと(多分)「薬事法」に引っかかるからだ。つまり昔のは「ウソだった」わけである。そんなの多いよなー。


某大手SNSの日記で私がちょくちょく行くと書いている整体院の待合コーナーには「セルライト」のことについて書かれた本が数冊置いてある。げっそりするが、施術自体は結構イイので本のことは見なかったことにしている。


私の好きなプロ野球球団の主力(というか年俸ではトップの)選手が自宅の壁にアクアチタン(?)を浸透させるとか。私、金属学を専攻しておりましたが、どういうしくみで体によいのか、全く判りません。アホなのでしょうか?


細木某とか江原某とか信用されますか?


活性酸素って、今でも悪玉なのでしょうか?で、クラスター水は善玉?近頃あまり耳にしませんが。


こんなこと、ぐちゃぐちゃ書いている私はひねくれものなのでしょう。多分。でもね。納得いくように説明してくれないと、信用できないんですよ。全部「プラシーボ効果」っていうなら話は別ですが。


最後に、「あるある」とか見て納豆買ったり、バナナ買ったりしてる人は岩波新書なんて(まず間違いなく)読みませんから。残念!>池内先生