また補強するのかなあ(-。-)ボソッ

TAD-O-TAD2008-11-13

「巨人軍に葬られた男たち」(織田淳太郎、宝島SUGOI文庫)

プロ野球の「讀賣巨人軍」には正力松太郎が掲げたという、「巨人軍憲章」なるものがあるらしい。それによると…

「巨人軍は常に強くあれ」
「巨人軍は常に紳士たれ」
「巨人軍はアメリカ野球に追いつけ、そして追い越せ」

だそうだ。ふ〜ん。
「巨人軍は常に強くあれ」というのはいいでしょう。どの球団も「弱いままでいい」とは思ってないハズ(一時阪神が「弱くても観客は入るから、弱いままでいい。年俸も上げずに済む」と言ったとか言わなかったとかあるが)。

ただ巨人の場合、いつの頃からか、「常に強くあれ」の前に「いかなる手段を講じても」という一文が挿入されたように思う。現在憶測されているものだけでも…
・強い選手を金で強奪
栄養費
・狭いフランチャイズ球場でさらにホームラン風を吹かせる(ドームラン
・巨人よりの審判の判定(ジャンパイヤ)
・楽な移動距離
・優勝できないと見るや、クライマックスシリーズの導入
・優勝してしまったら1勝アドバンテージの導入
他にもあると思うけど、このへんで。

こういう異常な体質は「江川事件」の頃からかと思っていたけど、もっと前からあったみたいですね。「江川事件」の時に巨人だけでリーグを作ってくれてたら、今頃天国だったのにな。それはともかく、被害者は結構いるみたいですね。それに関しては本書をお読みください。

SNSの日記にも書きましたが、来年のWBCは3番目を達成するため、原監督以下全員巨人軍の(日本人)選手で戦ってきてもらいましょう。間違っても中日や阪神から大量の選手を選出して、潰して返すなんてことはしないように。まあ、左打者のこすったような「レフトフライ」がなぜか「ホームラン」になるような球場をフランチャイズにしている限り、まず無理だと思うけどね。