ちょっとクドい

TAD-O-TAD2009-11-17

「壁」(安部公房新潮文庫
芥川賞作品。だからどうした。
高校の時の教科書に「赤い繭」が載っていて、それをふと読みたくなったので、ついでに全編読み返してみた。
ちょっとこの手の作品は苦手。言いたいことはなんとなく分かるけど、回りくどすぎるというか、もったいぶってるというか、変に考えさせられるというか。


例えば、「第二部 バベルの塔の狸」 「十、下界展望室。時間彫刻器。美術館。」 に出てくる数式。どうします?スルーしますか?でも気になって仕方がない。そのうちmixiの数学コミュの人に訊いてみようと思うのだけれど、気になりだしたらドツボにはまる。そんな小説のような気がします。