この人も病気(胃潰瘍)

TAD-O-TAD2007-01-27

正岡子規を読んだので、お友達の夏目漱石も読みたくなった。とある方に触発されて(?)「硝子戸の中」を選択。時期的にもいいしね。で、書棚を探るが、ない。(実家やな)…私の実家には腐海が存在し、その中には百冊強の文庫本が埋もれている(はずである)。仕方がないので書店で購入(新潮文庫)。すると、おお、カバーデザインが安野光雅ではないか(写真参照)。ふと(全部買うたろか)と思うが、(イカイカン)と思い直す。でも魅力的だなあ。


感想は、いろんな人の「死」(犬も含めて)がよく出てくるなあ、ということ。それが故意か偶然かは知らんけど。やっぱりそれだけ「死」というものが頭の中を占めてたんやなあ、と。それでもラストは清清しいね。庭に梅でも植えたろか、という気になってくる。ハルヨコイ!