がんばってください(-。-)ボソッ

TAD-O-TAD2008-01-09

「挑戦!競馬革命」(角居勝彦、宝島新書)
POGで馬を選ぶ場合、預託厩舎を結構気にするほうである。私の場合、角居厩舎はA級にランクされている。ので、書店で見つけた時は中身も見ずに買った。角居師は藤澤、森、松田国師を尊敬されているようだが、この内2人には既に著作がある(「競走馬私論」(藤澤和雄祥伝社黄金文庫)、「最強の競馬論」(森秀行講談社現代新書))というのが面白い。優秀な人のところには執筆依頼が行くのだろう。
さてこの本であるが、ちょっと期待外れ。ほとんどが、「内輪話の説明」という感じ。ここが「競馬革命」かな、と思うのは、「第3章 海外遠征」のくだり。特に出走全馬で飛行機をチャーターする(そうでないと乗り換えなどで馬が弱る)あたりなど、(行動派だなあ)と思わされる。あと、第5章の終わりに申し訳程度の馬券術(?)が載ってますけど、そんなんいらんわ。

目次
序章 ウオッカのダービー
第1章 調教師になるまで
第2章 G1を勝つまで
第3章 海外遠征
第4章 厩舎を育ててくれた馬
第5章 調教師の仕事
終章 角居厩舎の挑戦