川上未映子ですか(-。-)ボソッ

TAD-O-TAD2009-06-29

パンドラの匣」(太宰治新潮文庫
パンドラの匣」と「正義と微笑」が収められています。「パンドラの匣」は書簡形式、「正義と微笑」は日記形式。私としては日記のほうが好きなのですが、まあそんなことはどうでもいいです。


太宰の生誕100周年にあたって「パンドラの匣」が映画化されるそうですね。反対、と言ってももうどうしようもない。「パンドラの匣」を読むにあたっての面白さの一つに、竹さんやマア坊が一体どういう容姿の人かを想像できるという点がある。でも映画では最初から決まってしまうものな。映画を観てから小説を読む人は、私から見たらかわいそう。でも本人がそうでもないなら、ま、いいか。