2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

POGの準備

「競馬牝馬DNAの血統理論で大儲け」(嵯峨実資、KKベストブック) 10年前に出された馬券本を引っ張り出してきて、東京行きの新幹線の中で読んだ。勿論今年度のPOGドラフトに備えるためだ。この本のエッセンスを一言で言うと、73ページの「母からはスタミナを…

笛吹けど…

「データはウソをつく」(谷岡一郎、ちくまプリマー新書) 谷岡先生は私が敬愛する学者の一人。この本は「『社会調査』のウソ」(文春新書)の続編に当たるが、単独で読んでも十分役に立つ。第三章は若干統計学の知識が必要だが、他は平易。ただ、この本はど…

大学の競馬サークルって…

「工学的穴馬券入門」(棟広良隆、競馬王新書) 題名のアタマに「京都大学競馬研究会名誉会長が教える」とある。思わず笑った。卒業したサークル長やろw。まあGCとかにも出てるらしいから「名誉」なんかもしれんけど。「著者略歴」を見ると、工学部出身ら…

ドタバタ

「日本以外全部沈没」(筒井康隆、角川文庫) 表題を含め、11本の短編が収められた文庫。もともとバラバラになってたはずであるが、近頃角川は筒井作品をジャンル毎に纏めているみたい。これには「パニック短編集」と副題がついている。11本全て既読だが、懐…

何か、青いな(-。-)ボソッ

「ジョッキー」(松樹剛史、集英社文庫) 長らく積読状態だったのだが、同じ作者の「GO-ONE」(集英社文庫)という書き下ろしが出たので、そちらを読む前に読んでみることにした。まあまあ面白い。でもそれは私が他の一般の人より競馬をよく知っているからだ…

今日も団さん

「真剣師小池重明の光と影」(団鬼六、小学館文庫) 昨日、一昨日の2冊で小池のことはだいたい分かる。ただやっぱり最後まで見届けたいというか、「小池追悼酔談会」と「自叙伝」を読みたくて買いました。 今日またAmazonで本を買いました。悪い癖はなかなか…

ダークサイド

「真剣師小池重明」(団鬼六、幻冬舎アウトロー文庫) 引き続き団さんの著作です。多分明日も。連続して読んだもので。 真剣師とは賭け将棋で生計を立てている人のこと。多分今はいないんじゃないかな。今「週刊将棋」で湯川博士氏が連載しているのは同じ真…

近頃将棋にハマってます

「果たし合い」(団鬼六、幻冬舎アウトロー文庫) 団鬼六といえば「SM」を思い浮かべる人が多いと思うが、大の将棋好きでその著作も多い。その中でもこのエッセイ集はデキのいい部類に入るのではないかと思う。特に秀逸だと思うのが「駒くじ」。舞台は坂本…

まあ〜〜ゼン!!(byマダム・ブノワ)

「禅的生活」(玄侑 宗久、ちくま新書) 私一応禅僧の孫として生まれてきております。高校は仏教系でそこでも禅のことは少しかじりました。けどほとんど何も分かっておりません。これじゃあいかんなぁ、と思って勉強することにしました。でもいきなり正法眼…

食べ物には感謝しよう

「コンビニ ファミレス 回転寿司」(中村靖彦、文春新書) 食に関して「安全」というのは勿論大切だが、安全係数をかけすぎて大量の食品を廃棄してしまうのはイカガナモノカ。はっきり言って今の日本はやりすぎやと思う。タイトルに挙がっている3業種やファ…

お前ら〜

「すばらしき愚民社会」(小谷野敦、新潮文庫) 一流大学(東大)卒の筆者が豊富な読書量から得た豊富な知識で、巷に蔓延るアホ共をばっさばっさと…という感じではない。共感出来る部分もある。が、なんか感情のほうが表に出て、それを強引に理論武装してい…

なかなか気が合う

3ヶ月もほったらかしにしてしまい、はてなの市民権も剥奪されてしまった。まあ仕方がない。3ヶ月間細々と本は読んでいたのだが、書くのがめんどくさくて書いていなかった。今日から少しずつ書いていこうと思う。なに、すぐ追いつくほどしか読んでいない。「…